私のアロマの原点
インドのコルカタ（旧カルカッタ）のマザー・テレサの施設でボランティアをしていたときに出会ったオイルマッサージでした。

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大切なのは、
どれだけたくさんの事をしたかより、
どれだけ心を込めたかです
（マザー・テレサ）

という言葉に導かれるままに、2000年1月インドへ飛び立ちました。英語もできない言葉も通じない中でマザーテレサの施設で始めたボランティア。そこで出会った車いすに乗った少女に初めてオイルマッサージをしました。麻痺して硬くなった女の子の手をオイルでなでると、笑顔に変わり、私も嬉しくなりました。

触れるだけで、笑顔を作れる。
こんな方法があるんだなあと不思議で温かな感覚を覚えました。

　帰国してすぐ、訪問看護の研修会でアロマセラピーと出会いました。
まさに、「ビビビビッ！」という出会いでした。

そこからアロマセラピーにのめり込み、働き始めた病院で患者さんへのアロママッサージを始めることになりました。患者さんの反応はダイレクトで、痛みやむくみ、だるさが和らいだり、不安そうな表情が穏やかになり、患者さんが笑顔になっていきました。

「もっともっと患者さんにアロマセラピーを届けたい！」

　2023年に長年温めてきた思いを形にしたいと、訪問アロマセラピーを始めました。

アロマセラピーは精油とオイルがあればどこでもできます。言葉がわからなくても、子供でも大人でも、寝たきりでも、話ができなくても、人生の最期のときでも、

すべての人に、どこでも、誰にでも
温かなケアを届けたいと思っています。